【12月8日 AFP】2016年米大統領選挙で共和党の指名候補争いの首位に立っている不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は7日、カリフォルニア(California)州で発生した銃乱射事件を受け、イスラム教徒の入国を「全面的かつ完全に」禁止すべきだと訴えた。

 事件は、過激思想に傾倒していたとみられるイスラム教徒夫婦が実行したとされる。トランプ氏の選挙運動チームは声明で、「何が起こっているのか把握できるまでは」イスラム教徒の入国を禁止すべきだと主張。

 ただし、観光客も移民もまとめて対象にするのか、また現在国外にいる米国籍のイスラム教徒にも適用されるのかといった詳細には触れていない。同氏の選挙運動チームは、「イスラム教徒の多くが米国民に対する憎悪を抱いている」ことを示す世論調査結果もあると主張している。

 ツイッター(Twitter)上では早くもトランプ氏の声明を非難する声が相次いでいる。(c)AFP


 


出典 http://www.afpbb.com/articles/-/3069413