【12月13日 AFP】ロシア南西部ボロネジ(Voronezh)州アルフェロフカ(Alferovka)村にある精神科病院で12日深夜、火災が発生し、23人が死亡、20人が負傷した。ロシア非常事態省が13日、伝えた。


 消防士と救助隊員計440人以上が約80台の車両で現場に出動し、約3時間後に鎮火したが、病院は全焼した。病院は木造だった。出火原因は明らかになっていない。


 ロシアでは旧ソ連時代のインフラが今も多く使われており、管理者が防火対策を怠ることも多く、毎年、多くの人が火災で死亡している。


 2009年には中部ペルミ(Perm)のナイトクラブの火災により156人が死亡したほか、13年には4月にモスクワ(Moscow)郊外の精神科病院で38人が、9月には北西部ノブゴロド(Novgorod)州の精神科病院で37人が火災により死亡した。(c)AFP