【12月14日 AFP】15-16ドイツ・ブンデスリーガ1部は13日、第16節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は4-1でフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に勝利した。

 トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督率いるドルトムントは10人になった下位のフランクフルトから逆転勝利を収め、今季リーグ戦での本拠地成績を7勝1分けとし、開幕からのクラブ記録を更新した。

 前半7分、フランクフルトはカウンターアタックから主将のアレクサンダー・マイアー(Alexander Meier)が先制点を挙げたが、ドルトムントは同24分にヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)が同点弾を挙げた。

 すると、同44分にスロボダン・メドイェヴィッチ(Slobodan Medojevic)がペナルティーエリア内でゴンサロ・カストロ(Gonzalo Castro)にファウルを犯し、退場処分を受けてフランクフルトは10人となった。しかし、これで手にしたPKをドルトムントのピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が外し、試合は1-1でハーフタイムを迎えた。

 それでも後半12分、オーバメヤンは香川真司(Shinji Kagawa)からのアシストでこのミスを帳消しにするゴールを決めドルトムントが勝ち越すと、その4分後にはマッツ・フンメルス(Mats Hummels)がミドルシュートを蹴り込みリードを2点に広げた。

 さらに同41分には途中出場したばかりのアドリアン・ラモス(Adrian Ramos)がチームの勝利を決定づける4点目を挙げ、リーグ2位のドルトムントは首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との勝ち点5差を守った。

 16節を終え18ゴールを決めているオーバメヤンは、ゲルト・ミュラー(Gerd Mueller)氏が持つ1シーズン40得点のリーグ記録更新に順調に歩みを進めている。記録を樹立した1971-72シーズンの同節終了時、ミュラー氏はバイエルンで17ゴールを記録していた。(c)AFP/Ryland JAMES