【12月19日
時事通信社】中国メディアによると、中国国防省新聞事務局は19日、南シナ海・南沙(英語名・スプラトリー)諸島で中国が造成した人工島付近を米戦略爆撃
機が飛行したことについて、「中国の軍隊が米軍機を厳密に監視した。岩礁の守護部隊が高度な警戒態勢を取り、米軍機に警告し、追い払った」と明らかにし
た。

 同事務局は米国が人工島周辺の米艦航行などに加えて、爆撃機を派遣したとして、「島礁を守る中国の要員や施設の安全に危害を及ぼすもので、地域の
平和と安定を害する。重大な軍事的挑発行為だ」と非難。再発防止を要求するとともに、「中国軍隊は米国の挑発行動に一切の必要な手段と措置を取る」と警告
した。(c)時事通信社