【12月31日 時事通信社】日本は1月1日、国連安全保障理事会の非常任理事国となる。任期は2017年12月31日までの2年間。日本の非常任理事国入りは、加盟国最多の11回目となる。

 安保理は国連で唯一、加盟国に対する拘束力のある決定を下せる機関。日本は09~10年以来の安保理入りで、シリア内戦を含む中東やアフリカの紛争解決のほか、北朝鮮の核・ミサイル問題への関与を強める。

 日本は1月から安保理下部機関のイエメン、レバノン両制裁委員会で議長国を務める。安保理の文書や手続きに関し、理事国に勧告や提案などを行う文書手続き作業部会の議長国も引き受ける。(c)時事通信社