【1月18日 AFP】(記事更新)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)は18日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第7シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-4、6-3、6-3でドイツのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber)を下し、2回戦に駒を進めた。

 錦織は、世界ランク34位のコールシュライバーを相手に4回ブレークすると、自身は一度もブレークポイントに直面することなく、1時間55分で初戦を突破した。

 2014年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2014)で準優勝を果たしている錦織だが、2009年の全豪オープン初出場以来、メルボルン(Melbourne)では4強入りをしたことがない。

 立ち上がりから好調だった錦織は、最初の3つのサービスゲームで、一度しかポイントを落とさなかった。

 コールシュライバーのサービスゲームを破り、34分で第1セットを先取した錦織は、第2セットの第4ゲームでもブレークを奪い、セットカウントを2-0とした。

 迎えた第3セット、コールシュライバーが序盤にダブルフォールトを献上すると、錦織がこれをブレークして先行。錦織は、35本のウイナーと21個のアンフォースドエラーを記録し、試合に決着をつけた。

 錦織は試合後、コンディションについて「暑かったですが、早く終えられて良かったです。乾燥しているので、汗はあまりかきませんでした。そこまで悪くなかったです」と話している。



「2週間続くような大会では、それ(試合を早く終えること)が大事かなと思います。日中の試合が多くなると思うので、一試合を短くしていきたいです」

 錦織は2回戦で、友人でもある米国のオースティン・クライチェク(Austin Krajicek)と対戦することになる。



「友人と対戦するのはいつだってつらいです。トップ10選手より厳しいかもしれません」



「お互いのことをよく知っているので、友人と対戦するのは難しい。コート上の戦いになるでしょう。特にオースティンと僕は、お互いのプレーをよく知っているので」

(c)AFP