【1月25日 AFP】米東部を直撃した歴史的な暴風雪による死者は、24日までに少なくとも22人となった。ニューヨーク(New York)は徐々に週初めに向けた平常生活を取り戻しつつある一方、首都ワシントン(Washington D.C.)では主要交通網の混乱が続いている。

「スノー(雪)」と「ゴジラ」をかけあわせ「スノージラ(Snowzilla)」との異名をつけられた暴風雪は22日から24日朝にかけて米東部の十数州を直撃。推定8500万人に対し、身の安全のため屋内にとどまり車の運転を控えるよう警告が出された。

 ニューヨークのセントラルパーク(Central Park
では68センチの積雪を記録。同市で観測記録が始まった1869年以降で2番目に多い積雪量となった。ワシントンでも積雪は56センチを超え、交通がまひ
状態に陥った。そのほかの東部沿岸の各都市でも、記録更新に迫る積雪が観測された。(c)AFP/Jennie MATTHEW