【12月6日 AFP】15-16ドイツ・ブンデスリーガ1部は5日、第15節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は香川真司(Shinji Kagawa)の終了直前のゴールが決勝点となり、2-1でVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に勝利した。

 マルコ・ロイス(Marco Reus)の得点で先制したドルトムントは、後半ロスタイムにリカルド・ロドリゲス(Ricardo Rodriguez)のPKで同点に追いつかれたものの、その2分後、香川が勝ち越し点を挙げて劇的な勝利を飾った。

 後半10分からイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)に代わって投入された香川は、ヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)の折り返しを流し込んだ。

 香川はこれで今季リーグ戦4得点目。ドルトムントは「メンタリティの怪物」の名にふさわしい最後まであきらめないプレーを見せ、この日敗れたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との勝ち点差を5に縮めた。

 チームを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、「決勝点は素晴らしかった」とコメントした。

 トゥヘル監督は試合終了直前、ボルフスブルク側のベンチと激しい口論をした末、スタジアムの広告看板を蹴り飛ばし、退席処分を受けている。

「PKを決められたときは、ものすごくがっかりした。しかしその後に(香川の)得点が決まって、喜びとうっぷんがたまっていたのとで看板を蹴とばしてしまったんだ」

「PKの後も、選手たちは落ち着いてサッカーをしていたように思う。前半35分までと同じようにね」

「いろいろありながらもなんとか勝てて最高だ。ただ、私はちょっと行き過ぎて退席になってしまった」

 




出典 http://www.afpbb.com/articles/-/3069210?cx_part=hover_menu